ソウルから釜山への移動ガイド:交通手段と賢い選び方
韓国の二大都市であるソウルと釜山。ビジネスでの往来はもちろん、観光でも外せないこの2都市間は、交通インフラが非常に発達しており、移動手段の選択肢が豊富です。
「どの方法が一番早いの?」「一番安く移動するには?」「予約はどうすればいい?」といった疑問を解消するために、ソウルから釜山へのアクセス方法を、所要時間、料金、快適さの観点から徹底比較して解説します。
1. 最速・最強の選択肢:KTX(韓国高速鉄道)
ソウルから釜山へ移動する際、最も多くの人が利用するのが高速鉄道のKTXです。
所要時間: 約2時間15分〜3時間(列車によって停車駅数が異なります)
主な出発駅: ソウル駅、永登浦駅、光明駅
メリット:
本数が非常に多く、15分〜30分間隔で運行されています。
ソウル市内、釜山市内の中心部に直接アクセスできるため、トータルの移動時間が短縮できます。
車内にはWi-Fiや充電用コンセント(一部車両)があり、揺れも少ないため、ビジネス利用にも最適です。
予約のコツ:
週末や祝日は大変混雑するため、公式サイトや専用アプリ「Korail Talk」で事前に予約することをおすすめします。外国語対応も充実しており、日本からも簡単に予約可能です。
2. 快適さとコスパを両立:SRT(高速列車)
ソウル南東部に滞在している場合に便利なのが、2016年に開通した高速列車SRTです。
所要時間: 約2時間10分〜2時間30分
出発駅: 水西駅(江南エリアに近い駅です)
メリット:
KTXよりも若干料金が安く設定されていることが多いです。
江南(カンナム)や蚕室(チャムシル)エリアからのアクセスが抜群に良く、地下鉄3号線や水仁・盆唐線からスムーズに乗り換えが可能です。
車両が新しく、座席の足元がKTXよりも少し広いという声も多いです。
3. 安さを優先するなら:高速バス
旅費を抑えたい、あるいは夜間のうちに移動して時間を有効活用したい場合には、高速バスが便利です。
所要時間: 約4時間〜4時間30分(道路状況によります)
主な出発バスターミナル: ソウル高速バスターミナル(京釜線)、東ソウル総合バスターミナル
メリット:
鉄道よりも圧倒的に安価です。
**「プレミアムバス」や「優等バス(優等高速)」**を選べば、飛行機のビジネスクラスのような深いリクライニングシートで、驚くほど快適に移動できます。
24時間運行に近いため、深夜バスを利用すれば宿泊代の節約にもなります。
4. 空の旅を楽しむ:国内線(飛行機)
ソウル北西部や金浦空港に近い場所にいる場合は、飛行機という選択肢もあります。
所要時間: フライト時間は約1時間(ただし、空港までの移動や搭乗手続きに前後1〜2時間必要です)
路線: 金浦国際空港(GMP)〜 金海国際空港(PUS)
メリット:
LCC(格安航空会社)のキャンペーンなどを利用すれば、KTXよりも安くチケットが手に入ることもあります。
釜山の空港から海雲台(ヘウンデ)方面へ行く場合は、空港からのリムジンバスが便利です。
あなたにぴったりの移動手段はどれ?
それぞれの特徴をまとめると、以下のようになります。
| 優先順位 | おすすめの手段 | 理由 |
| 早さと利便性 | KTX | 市内中心部へ直行。最も確実で速い。 |
| 江南エリア滞在 | SRT | ソウル駅まで行く手間が省け、時短になる。 |
| 安さと快適な座席 | 高速バス(プレミアム) | 安価ながら豪華なシートでリラックスできる。 |
| 時間に余裕がある | ムグンファ号(一般列車) | 約5時間かかるが、車窓からの景色を楽しみながら格安で旅ができる。 |
まとめ:予約はお早めに!
ソウルから釜山へのルートは、韓国で最も人気のある路線です。特に金曜の午後や日曜の夜、また旧正月(ソルラル)や秋夕(チュソク)といった大型連休期間は、数ヶ月前から予約が埋まることも珍しくありません。
予定が決まったら、まずはチケットの空き状況を確認しましょう。