ウォーターサーバーの引越し手順を徹底解説!スムーズな移設と注意点のまとめ
新しい生活の始まりである引越し。家具や家電の準備に追われる中で、意外と見落としがちなのが「ウォーターサーバー」の取り扱いです。
「そのまま運んでも大丈夫?」「水が入ったままだと壊れる?」「引越し業者に任せていいの?」と、疑問や不安を感じている方も多いのではないでしょうか。ウォーターサーバーは精密機器であり、なおかつ衛生管理が重要な家電です。正しい手順を踏まないと思わぬ故障や水漏れ、さらには菌の繁殖を招く恐れがあります。
この記事では、ウォーターサーバーを新居へ安全に運ぶための具体的な手順から、忘れがちな水抜き・梱包のコツ、そして各メーカーへの連絡タイミングまで、詳しく分かりやすく解説します。この記事を読めば、引越し当日も慌てることなく、新生活の初日から美味しいお水を楽しむことができますよ。
1. 引越しが決まったらまず確認すべきこと
引越しの予定が立ったら、まずは現在契約しているサーバーのルールを確認しましょう。
メーカーへの連絡と住所変更
多くのメーカーでは、登録住所の変更手続きが必要です。公式サイトのマイページやカスタマーセンターから、新住所と引越し日を伝えましょう。これを忘れると、新しいボトルが旧居に届いてしまうトラブルが発生します。
「引越しサポート」の有無をチェック
メーカーによっては、引越し時にサーバーを無料でメンテナンス済みの新品と交換してくれたり、専門スタッフが運搬を代行してくれたりするサポートプランを用意している場合があります。まずは契約内容を確認し、利用できるサービスがないか探してみるのが賢い方法です。
2. 【事前準備】水抜きと空焚き防止のステップ
引越しの前日までに必ず完了させておくべきなのが「水抜き」です。水が入ったままだと重量が重く運搬が困難なだけでなく、内部で水が漏れて他の荷物を濡らしたり、基盤が故障したりする原因になります。
手順①:ボトルの取り外しと使い切り
引越し日の数日前からボトルの注文を調整し、中の水を使い切るようにしましょう。水が残っている場合は、清潔な容器に移して料理などに使い切ります。
手順②:温水スイッチを切り、熱を冷ます
水抜きを行う数時間前(できれば前日の夜)には、必ず温水スイッチをOFFにしてください。内部のお湯が高温のまま作業をすると、火傷の危険があるためです。
手順③:水抜き作業(排水)
多くのサーバーには背面に「排水キャップ」や「排水ドレン」があります。
出口にバケツなどの受け皿を置く。
キャップを外し、内部タンクに溜まっている水をすべて出し切る。
出し切ったらキャップをしっかりと閉める。
※注ぎ口(レバー)から水が出なくなっても、内部タンクには数リットルの水が残っています。必ず背面の排水口から作業を行ってください。
3. 安全に運ぶための梱包と搬出のポイント
水抜きが終わったら、搬送の準備に入ります。
パーツの取り外し
受け皿(ドリップトレイ)やボトルカバー、背面パネルなど、外れるパーツはすべて取り外しましょう。これらは個別に梱包することで、運搬中の脱落や破損を防げます。
梱包のコツ
購入時の外箱があればベストですが、ない場合は緩衝材(プチプチ)で全体を包み、角をダンボールで補強します。引越し業者に依頼する場合は、事前に「ウォーターサーバーがある」と伝えておけば、専用の資材で梱包してくれることがほとんどです。
運ぶ時の「角度」に注意!
ここが最も重要なポイントです。ウォーターサーバーを運ぶ際は、本体を45度以上傾けないようにしてください。
冷蔵庫と同様に、内部には冷却用の冷媒ガスやコンプレッサーが入っています。横倒しにしてしまうと、故障の原因になったり、再設置後に正常に冷えなくなったりするリスクがあります。自力で運ぶ場合や車に載せる際も、必ず立てた状態をキープしましょう。
4. 新居に到着してからの設置・再稼働の手順
無事に新居へ運び込んだ後も、すぐに電源を入れるのは禁物です。
設置場所の環境を確認
直射日光を避ける: 水の品質劣化を防ぐため、窓際などは避けましょう。
壁から10〜15cmほど離す: 背面の放熱効率を良くし、電気代の節約にもつなげます。
水平な場所に置く: 振動や騒音の原因になるため、ガタつきがないか確認します。
すぐに電源プラグを差さない
搬送中の揺れで内部の冷媒ガスが不安定になっている可能性があるため、設置してから1〜2時間は電源を入れずに待機させるのが理想的です。
初回のアクション
新しいボトルをセットする。
注ぎ口から冷水・温水がスムーズに出ることを確認する(空気抜き)。
電源を入れ、加熱・冷却が始まるのを待つ。
5. 自力での引越し vs 業者への依頼
どちらが良いかは、現在の状況によって異なります。
自力で運ぶメリット: 費用が抑えられる。自分のタイミングで動ける。
自力で運ぶデメリット: 重労働である。故障させた際の保証がない。横倒し厳禁などの知識が必要。
業者に任せるメリット: 重いサーバーを安全に運んでくれる。万が一の破損時に補償がある。
業者に任せるデメリット: 費用が発生する。水抜きなどの事前準備は自分で行う必要がある。
精密機器であることを考えると、基本的には引越し業者のプロに任せるか、メーカーの引越しサポートを利用するのが最も安心です。
6. よくある質問とトラブル対策
Q. 引越しを機に解約したほうがいい?
今のサーバーに満足しているなら継続が一番ですが、「引越し先の間取りに合わない」「もっとスリムなモデルにしたい」という場合は、乗り換えキャンペーンを利用して新居で新しい機種を導入するのも一つの手です。引越しは契約を見直す絶好の機会でもあります。
Q. 水抜きを忘れて運んでしまったら?
もし水が入ったまま運んでしまった場合は、設置後にまずは周囲に水漏れがないか確認してください。その後、数リットルの捨て水を行い、味やニオイに異変がないかチェックします。少しでもおかしな点があれば、飲用を控えてメーカーに点検を依頼しましょう。
Q. 住所変更を忘れるとどうなる?
ボトル配送が止まったり、以前の住所に届いてしまったりします。不在連絡票が旧居に届くと回収が困難になるため、引越しの1週間前には手続きを完了させておきましょう。
7. まとめ:完璧な手順で新生活に潤いを
ウォーターサーバーの引越しは、「早めの住所変更」「前日の水抜き」「立てたままの運搬」という3つのポイントさえ押さえれば決して難しくありません。
引越し作業は体力を消耗します。新居に荷物を運び入れた後、すぐに冷たいお水で喉を潤したり、温かいコーヒーで一息ついたりできるのは、ウォーターサーバーがある生活ならではの特権です。
正しい手順で大切に運び、新しい住まいでも快適な水のある暮らしを続けてくださいね。
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