雑草に勝つ!最強のグラウンドカバー植物8選|植えっぱなしで庭を覆う「天然の防草」の始め方


「庭の草むしりが終わらない」「除草剤を何度も撒くのは抵抗がある……」そんなお悩みを抱えていませんか?

実は、庭を美しく保ちながら雑草を抑える、もっとも賢く自然な方法があります。それが「グラウンドカバー植物」を取り入れることです。

グラウンドカバーとは、地面を這うように広がる植物のこと。これらを上手に活用すれば、植物が「天然の防草シート」となり、雑草が芽吹く隙間を物理的に塞いでくれます。しかも、一度根付いてしまえば「植えっぱなし」でOKな種類も多く、手間をかけずに緑豊かな空間を維持できるのです。

この記事では、数ある植物の中でも特に繁殖力が強く、雑草に負けない「最強のグラウンドカバー」を厳選してご紹介します。理想の庭づくりの第一歩を、ここから始めましょう。

1. なぜグラウンドカバーが「最強の雑草対策」になるのか

除草剤や防草シートにはない、グラウンドカバーならではのメリットが3つあります。

太陽光を遮断して発芽を抑える

雑草の種の多くは、日光を浴びることで発芽します。グラウンドカバーが地面を隙間なく覆うことで、雑草に光を届けず、発生そのものを根本から抑制します。

景観が劇的にアップする

ただの砂利や土の状態に比べ、植物が広がる庭は見た目の美しさが格段に違います。四季折々の花を楽しめる種類を選べば、癒やしの空間が手に入ります。

泥跳ねや土の流出を防ぐ

雨が降った際の泥跳ねによる家の外壁汚れや、土壌の流出を防ぐ効果もあります。機能性と美観を両立できるのが、最大の魅力です。


2. 植えっぱなしでOK!雑草に勝つ最強植物8選

日本の気候に合い、初心者でも育てやすい「最強クラス」の植物をピックアップしました。

① クラピア(最強の繁殖力)

雑草対策の決定版ともいえる植物です。

  • 特徴: 芝生の約10倍という圧倒的なスピードで広がり、密生します。

  • 強み: 踏まれることでより緻密に茂るため、人が歩く場所にも最適。種を作らないため、近隣に迷惑をかける心配もありません。

② シバザクラ(春の絨毯)

春にピンクや白の鮮やかな花を咲かせる定番種です。

  • 特徴: 乾燥に強く、斜面などの土留めとしても優秀です。

  • 強み: 一度広がると密度が高くなり、雑草が入り込む余地をほとんど与えません。

③ クリーピングタイム(香る防草)

ハーブの一種で、爽やかな香りが楽しめます。

  • 特徴: 非常に丈夫で、踏圧(踏まれること)にも耐える強さがあります。

  • 強み: 密集度が高く、雑草を抑えながら癒やしの香りまで届けてくれます。

④ ヒメイワダレソウ(広範囲の救世主)

とにかく広範囲を早く埋めたい場合に最適です。

  • 特徴: 小さな白い花が可愛らしく、非常に強健です。

  • 強み: どんな土壌でも育つ生命力があり、コストを抑えて広い庭をカバーできます。

⑤ ダイカンドラ(日陰にも強い)

ハート型の葉が可愛らしい、丸い葉の植物です。

  • 特徴: 種から育てることができ、初期コストを抑えられます。

  • 強み: 少し湿り気のある場所や日陰でも育ち、しっとりとしたグリーンの絨毯を作ります。

⑥ リシマキア・ヌンムラリア(黄金の葉)

明るい葉の色が庭をパッと明るくしてくれます。

  • 特徴: 這うように伸び、水辺や湿った場所を好みます。

  • 強み: 湿気が多く雑草が生えやすい場所の対策に特におすすめです。

⑦ アジュガ(日陰の王者)

日当たりの悪い場所で雑草に困っているならこれです。

  • 特徴: 春に紫色の美しい花を咲かせます。

  • 強み: 強い日光を必要とせず、建物の裏手や樹木の下でもしっかりと地面を覆います。

⑧ 芝生(タマリュウなど)

和風の庭や、落ち着いた雰囲気にしたい場合に。

  • 特徴: 成長がゆっくりで、メンテナンスの手間が少ないのが特徴です。

  • 強み: 丈夫で枯れにくく、一度定着すれば数十年単位で地面を守ってくれます。


3. 失敗しない!「天然の防草」を成功させる3つのコツ

ただ植えるだけでは、グラウンドカバーが広がる前に雑草に負けてしまうことがあります。成功させるための大切なポイントを解説します。

植える前の「徹底除草」

これが最も重要です。植え付け時に雑草が残っていると、肥料を雑草が奪ってしまい、グラウンドカバーの成長を妨げます。根まで枯らす除草剤などで、一度地面をリセットしましょう。

最初の数ヶ月だけは「見守り」を

植物が地面を完全に覆い尽くすまでは、どうしても隙間から小さな雑草が出てきます。完全に広がるまでの「数ヶ月間」だけ、目立つ雑草を抜いてあげることで、その後の手間がゼロに近づきます。

適切な「植栽密度」で植える

早く地面を覆いたい場合は、少し多めに苗を植えるのがコツです。隙間を早く埋めることで、雑草が入り込むチャンスを奪うことができます。


4. まとめ:緑の力で、賢く美しい庭を手に入れる

グラウンドカバー植物は、一度植えてしまえば、あなたの代わりに24時間365日、庭を雑草から守ってくれる頼もしいパートナーになります。

  1. 自分の庭の日当たりや用途に合った植物を選ぶ。

  2. 植え付け前の除草を丁寧に行う。

  3. 完全に覆うまでの初期メンテナンスを大切にする。

このステップを踏むことで、あんなに苦労していた草むしりの時間が、庭を眺めてリラックスする時間へと変わります。「天然の防草シート」であるグラウンドカバーを取り入れて、ストレスフリーなガーデニングライフをスタートさせましょう。

あなたの理想の庭が、緑豊かな美しい場所になることを応援しています。



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