草刈機の点火プラグ清掃手順|簡単メンテナンスでエンジン長持ち
はじめに:草刈機の調子を保つために点火プラグは必須
草刈機のエンジンがかかりにくい、アイドリングが安定しない、煙が多い…
そんなときは点火プラグの汚れや劣化が原因かもしれません。
点火プラグは草刈機の心臓部分。定期的に清掃することで、燃焼効率が上がり、エンジン寿命を延ばすことができます。
ここでは、初心者でもできる点火プラグ清掃の手順と注意点をわかりやすく解説します。
1. 準備するもの
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新聞紙や作業マット(作業場所の汚れ防止)
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スパナやプラグレンチ(草刈機に付属の場合も)
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ワイヤーブラシまたはプラグクリーナー
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点火プラグ用ギャップゲージ(必要に応じて)
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軍手・保護メガネ
▶ 安全のため、作業はエンジンが冷えている状態で行いましょう。
2. 草刈機の点火プラグを外す手順
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ガソリンを抜く(またはタンクキャップを閉じる)
燃料が残っていると作業中に火花で危険です。 -
エンジンカバーを開ける
モデルによってはカバーを外す必要があります。 -
点火プラグコードを抜く
プラグキャップを握ってまっすぐ引く。無理に引くとコードが破損します。 -
プラグレンチで点火プラグを取り外す
時計回りで緩め、ゆっくり抜き取ります。
3. 点火プラグの清掃方法
点火プラグは汚れ・カーボン・油分が付着することがあります。
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ワイヤーブラシで汚れを落とす
電極部分や周囲のカーボンを軽くこすります。 -
ギャップをチェック(必要に応じて調整)
プラグの中心電極と接地電極の隙間が狭すぎると火花が弱くなります。
→ 適正値は草刈機の取扱説明書を確認。 -
ひどく汚れている場合は交換
黒く炭化していたり、電極が摩耗している場合は新しいプラグに交換すると安心。
4. 点火プラグを元に戻す手順
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手で軽くネジ込む
レンチで締める前に手で回して正しくネジ山を合わせます。 -
プラグレンチで締める
締めすぎないよう、軽く締めて固定します。 -
プラグコードを戻す
カチッと音がするまで押し込んで接続完了。
▶ 締めすぎや緩すぎはエンジン不調や破損の原因になるので注意。
5. 清掃後の確認とメンテナンスのコツ
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エンジンをかけて、アイドリングや始動の状態を確認
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燃費や排気煙が改善されていれば成功
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草刈機はシーズン前・使用後に点火プラグをチェックすると長持ち
まとめ:点火プラグ清掃は草刈機メンテナンスの基本
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点火プラグの清掃でエンジンの始動性と燃焼効率を改善
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ワイヤーブラシとギャップ調整で簡単メンテナンス
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ひどく汚れた場合は交換して安全・安心な使用
定期的な点火プラグの清掃で、草刈機を長く安定して使える状態に保つことができます。