知っておきたい!草刈機の安全な始動方法と注意点


こんにちは!今回は、草刈機を安全に使うための「正しい始動方法」と、特に注意すべき点を詳しく解説します。

「草刈機のエンジンがかからない...」「なんだか操作が難しそう...」と感じている方もいるかもしれません。しかし、正しい手順と注意点を守れば、誰でも安全に、そしてスムーズに草刈機を使いこなすことができます。


1. 始動前の「3つの安全確認」

エンジンをかける前に、以下の3つの安全確認を必ず行いましょう。

① 服装の確認

  • 長袖、長ズボン、厚手の靴下など、肌の露出が少ない服装を身につけましょう。

  • 長靴や安全靴を履き、足元を保護しましょう。

  • 目を保護するために保護メガネを、耳を保護するためにイヤーマフや耳栓を着用しましょう。

② 燃料の確認

  • 燃料タンクに、草刈機に合った燃料が正しく入っているか確認します。

  • 燃料がこぼれていないか確認し、こぼれていたら拭き取ってから始動します。

③ 刃の確認

  • 刃がしっかりと固定されているか、緩みがないか確認します。

  • 刃にヒビや欠けがないか、異常がないか確認します。


2. 草刈機の「正しい始動方法」

安全確認が終わったら、正しい手順でエンジンを始動させましょう。

  1. 地面に置く:

    草刈機を安定した平らな地面に置きます。

  2. チョークを閉める(CLOSE):

    冷えている状態からエンジンをかける場合は、チョークレバーを「閉」の位置に合わせます。エンジンが温まっている場合は、この手順は不要です。

  3. プライマリーポンプを押す:

    燃料がキャブレターに送られるように、プライマリーポンプを数回押します。燃料がポンプ内に満たされたらOKです。

  4. スターターロープを引く:

    • スターターロープをゆっくりと引き、抵抗を感じたところで一度止めます。

    • その後、勢いよく一気に引きます。

  5. エンジン始動後:

    「ブルン」とエンジンがかかったら、すぐにチョークレバーを「開(OPEN)」の位置に戻します。

  6. 暖機運転:

    すぐに作業を始めず、数分間、アイドリングさせて暖機運転をしましょう。これにより、エンジンの回転が安定し、スムーズに作業を始められます。


3. 特に注意すべき「危険な行為」

  • 片手で始動しない:

    草刈機は、必ず両手でしっかりと保持して始動させましょう。片手で始動すると、バランスを崩して危険です。

  • 刃を地面につけたまま始動しない:

    エンジン始動時に刃が回転し始め、非常に危険です。

  • 周囲に人がいないか確認する:

    始動する場所の周囲に人やペット、車などがないか、必ず確認しましょう。

まとめ:安全第一で、草刈り作業を

草刈機の始動方法は、少し複雑に感じるかもしれませんが、一度覚えてしまえば難しいことはありません。

今回ご紹介した手順と注意点をしっかりと守り、安全第一で草刈り作業を楽しんでくださいね。