草刈機でプロの仕上がり！芝生と雑草をきれいに分けて刈るテクニック
「草刈機で芝生を刈ったら、芝生までボロボロになっちゃった…」
「雑草だけを刈りたいのに、芝生まで刈ってしまって境界線がガタガタ…」
芝生と雑草が混在している場所の草刈りは、ただ闇雲に刈るだけでは、芝生を傷つけてしまったり、仕上がりが不格好になったりしてしまいます。
草刈機は、使い方を工夫することで、芝生と雑草をきれいに分けて、プロが手入れしたような美しい庭に仕上げることができます。
この記事では、草刈機で芝生と雑草を分けて刈るための、初心者でもできる簡単なテクニックをご紹介します。
1. 始める前に！刃の種類と高さをチェック
芝生を傷つけずに雑草を刈るためには、草刈機の刃の選び方と高さ調整が非常に重要です。
① 刃の種類
ナイロンコード：金属の刃に比べ、地面や芝生に当たっても傷つけにくいのが特徴です。石が飛ぶリスクも少ないため、芝生の中の雑草を刈るのに向いています。
チップソー（金属刃）：粉砕力は高いですが、地面に当てると芝生を傷つけたり、石を跳ね飛ばしたりするリスクがあります。芝生の中の雑草には向きませんが、硬い雑草や太い茎を刈るのに適しています。
芝生の中の雑草をメインで刈るなら、ナイロンコードへの交換を検討してみましょう。
② 刃の高さ調整
芝生を傷つけないように、刃の高さを芝生よりも高く設定することが大切です。
刈り残しを恐れない：芝生ギリギリを狙って刈ると、芝生を傷つけるリスクが高まります。少し刈り残しがあっても、後で手作業で抜くか、芝生を刈る時に一緒に刈るようにしましょう。
2. 芝生と雑草を分けて刈るテクニック
テクニック①：「右から左」の動きで雑草を飛ばす
草刈機の刃は、反時計回りに回転します。この回転の特性を利用して刈り進めましょう。
刈り方：雑草を狙って、草刈機を**「右から左」**に動かします。
なぜ？：この動きで刈ると、遠心力によって刈った雑草が遠くに飛び散るため、芝生の上に雑草の残骸が散らばりにくくなります。
テクニック②：刃を「斜め」に傾けて刈る
雑草の根元だけを刈りたい場合は、草刈機の刃を少し傾けてみましょう。
刈り方：地面と平行ではなく、刃を少し斜めに傾けて刈ります。
なぜ？：刃の先端だけを使って雑草の根元を狙って刈ることができるため、芝生を巻き込んで刈ってしまうリスクを減らせます。
3. もっときれいに仕上げるコツ
コツ①：一度で終わらせようとしない
雑草が密集している場所は、一度にすべてを刈り取ろうとせず、2段階に分けて刈るのがおすすめです。
上部を刈る：まずは、雑草の上部だけを大まかに刈ります。
根元を刈る：その後、再び刃を斜めにして、残った雑草の根元を丁寧に刈り取ります。
コツ②：芝生用と雑草用で使い分ける
もし可能であれば、芝生の中の雑草にはナイロンコードの草刈機を、硬い雑草にはチップソーの草刈機を使い分けることで、より効率的かつきれいに仕上げることができます。
まとめ
草刈機で芝生と雑草をきれいに分けて刈るには、「ナイロンコード」と「刃の高さ」、そして**「正しい刈り方」**が重要です。
右から左に動かして雑草を飛ばす
刃を斜めにして根元だけを狙う
これらのテクニックを実践して、あなたの庭もプロが手入れしたような美しい仕上がりにしてみませんか？