段差やデコボコ道も怖くない!草刈機を安全に使うためのテクニック
「草刈りしたいけど、地面がデコボコで刈りにくい…」
「段差があると、どうやって刈ればいいか分からない…」
草刈り作業は、平らな場所ばかりではありません。庭の隅や、畑のあぜ道など、地面に段差や凹凸がある場所も多く、どこに刃が当たるか分からず、作業をためらってしまうこともありますよね。
しかし、地面の形状に合わせた草刈機の使い方をマスターすれば、デコボコな場所でも安全に、そして効率良く作業を進めることができます。
今回は、草刈機で段差や凹凸に対応するための具体的な方法と、注意点を解説します。
1. 草刈り刃を地面から浮かす「ホバリング」
平坦な場所では、草刈機の刃を地面に沿わせるように使いますが、段差や凹凸がある場所では、この方法では危険です。
ホバリングとは:
草刈機の刃を地面に当てず、地面から数センチ浮かせて刈る方法です。これにより、刃が石や土に当たるのを防げます。
やり方:
草刈機の刃先が、地面の凹凸に合わせて上下するように、腕を動かします。特にデコボコが激しい場所では、刃先を少し斜めに傾けると、よりスムーズに刈ることができます。
メリット:
刃の破損や、石の飛散を防ぐことができ、安全性が格段に向上します。
2. 段差を乗り越える際の「2つのテクニック」
段差がある場所では、以下の2つのテクニックを使い分けましょう。
テクニック1:下から上へ刈り進める
段差の下から、上に向かって刈り進める方法です。刃を段差に当ててしまうと、草刈機が跳ね返ってしまい、危険です。下から上へ刈り上げるように意識することで、刃が段差に当たることなく、きれいに刈ることができます。
テクニック2:刈る向きを変える
段差に沿って刃を動かすのではなく、段差と垂直になるように刈る方法も有効です。これにより、刃が段差に引っかかるのを防ぐことができます。
3. デコボコな場所で役立つ「便利なアイテム」
ナイロンコード:
刃ではなく、ナイロン製のコードで草を刈るタイプです。石やコンクリートに当たっても、刃が破損するリスクが低いため、デコボコな場所での作業に非常に適しています。
チップソー(超硬刃):
通常の刃よりも耐久性が高く、硬い草や、小石が多い場所での作業に向いています。
4. 必ず守りたい「3つの注意点」
どんな場所で作業する場合でも、以下の3つの注意点は必ず守りましょう。
【注意点1】安全装備を徹底する:
保護メガネや長靴、長袖・長ズボンを必ず着用しましょう。
【注意点2】異物の確認:
作業を始める前に、石や空き缶など、刃に当たりそうなものがないか、事前に確認して取り除きましょう。
【注意点3】無理をしない:
体勢が不安定な場所や、危険だと感じたら無理をせず、別の方法を検討しましょう。
まとめ:テクニックと安全意識で、草刈り名人に!
草刈機で段差や凹凸に対応することは、正しい方法と安全への意識があれば、誰でもできるようになります。
刃を浮かせる「ホバリング」をマスターする
段差では「下から上へ」「垂直に」刈る
安全装備と周囲の確認を怠らない
これらのポイントを押さえて、安全に、そしてきれいに草刈り作業を終わらせましょう。