知っておきたい!草刈機の刃の種類と用途別使い分け
こんにちは!今回は、草刈機の性能を最大限に引き出すための「刃の種類」と、それぞれの「正しい使い分け方」を詳しく解説します。
「草刈機の刃って、どれを選べばいいの?」「自分の作業に合っている刃は?」といった疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。刃の種類を使い分けることで、作業効率が上がり、より安全に草刈りができます。
1. 草刈機の刃、主な3つの種類
草刈機には、主に以下の3つのタイプの刃があります。それぞれに得意な作業が異なるため、特徴を理解することが重要です。
① 金属刃(チップソー、笹刈刃)
特徴:
最も一般的で、刃先にチップ(超硬合金)が付いているものが主流です。笹刈刃は、チップのないものが多く、硬い草や笹、細い木などを刈るのに適しています。
得意な作業:
硬い雑草、太い茎の草
笹や竹の細い幹
広範囲の草刈り
注意点:
石やコンクリートに当たると、チップが欠けたり飛んだりする危険があります。
跳ね返り(キックバック)が起こりやすいので、安全に注意して使用しましょう。
② 樹脂製ブレード(ナイロンコード、樹脂刃)
特徴:
ナイロン製のコードや、樹脂製の刃が回転して草を刈るタイプです。軽量で、柔らかい草を刈るのに向いています。
得意な作業:
柔らかい草、芝生
庭の芝生や、家の周りの草刈り
石や障害物が多い場所(キックバックが起きにくい)
注意点:
太い草や硬い草には不向きです。
コードが減りやすく、頻繁に交換する必要があります。
③ 刈払機用カッター(ナイロンカッター)
特徴:
主にナイロンコードを円盤状にセットして使うタイプです。ナイロンコードが高速回転して草を刈ります。
得意な作業:
庭の隅や、ブロック塀の際など、細かい場所の草刈り
障害物の周りの草刈り
やわらかい草や雑草
注意点:
硬い草や太い草には不向きです。
ナイロンコードは消耗品なので、予備を用意しておく必要があります。
2. 用途別!正しい刃の使い分け
あなたの作業内容に合わせて、最適な刃を選びましょう。
どんな場所を刈る? | おすすめの刃 | 理由 |
広大な空き地や休耕地 | 金属刃(チップソー) | 広範囲を効率よく、硬い草も刈れるため。 |
庭の芝生や家の周り | 樹脂製ブレード(ナイロンコード) | 地面やコンクリートを傷つけにくく、安全に作業できるため。 |
田んぼのあぜ道や斜面 | 笹刈刃 | 固い草や土手下の草刈りに適しているため。 |
まとめ:賢い刃の選択で、作業効率アップ!
草刈機の刃は、ただ「草を刈る」だけでなく、安全に、そして効率的に作業を進めるための重要な道具です。
今回ご紹介した各刃の特徴を参考に、あなたの作業にぴったりの一本を見つけて、より快適な草刈りライフを楽しんでくださいね。