もう失敗しない!草刈機で曲線やカーブを安全にきれいに刈る方法
庭の縁や花壇の周り、駐車場の端など、直線ではない場所の草刈りは、意外と難しいものですよね。
「うっかり草刈機を当てて花を傷つけてしまった…」「カーブがきれいに刈れず、ガタガタになってしまった…」
そんな経験はありませんか?
今回は、草刈機を使って曲線やカーブを安全に、そして美しく刈るためのコツを、初心者の方にも分かりやすく解説します。
大前提:安全を最優先に
作業を始める前に、必ず安全確認をしましょう。
保護具の着用:
ゴーグル、ヘルメット、手袋、安全靴など、保護具をしっかりと身につけましょう。
周囲の確認:
作業範囲に人や動物、車がないか確認します。小石や空き缶などが飛散しないよう、事前に取り除いておきましょう。
コツ1:草刈機の「刃先」を意識する
曲線やカーブをきれいに刈るには、草刈機の刃先を意識することが最も重要です。
車を運転する時、ハンドルの切り方でカーブの曲がり具合が変わるように、草刈機も「刃先の角度」と「体の動き」で曲線をコントロールします。
刃先を「点」で捉える:
草刈機全体を動かすのではなく、刃先の最も草を刈る部分(通常は右側)を「点」で意識し、その点が描く軌道をなぞるように動かしましょう。
「円」を描くイメージ:
カーブを刈る際は、刃先が小さな「円」を描くようなイメージで動かすと、スムーズな曲線を描くことができます。
草刈機を体から少し離し、手首を柔らかく使って、刃先を左右にスイングさせてみましょう。
コツ2:体を動かして刈る
草刈機は腕だけで動かすのではなく、体全体を使って動かすのが基本です。
腰を軸にする:
体の中心である腰を軸にして、左右に回転させるように動かします。これにより、安定したストロークで、ムラなく均一に刈ることができます。
足のステップを使う:
ゆっくりと一歩ずつ前に進みながら刈りましょう。急いで進むと、カーブがガタガタになったり、刃が食い込んでしまったりする原因になります。
コツ3:焦らずゆっくりと、少しずつ刈る
一度に完璧な曲線を描こうとせず、少しずつ丁寧に刈り進めるのが成功の秘訣です。
刈る幅を狭くする:
一度に刈る幅を狭くすることで、より細かく軌道を調整できます。
特に難しいカーブでは、10cm程度の狭い幅でゆっくりと刈り進めましょう。
手前側の草から刈る:
カーブの奥側から刈るのではなく、手前側の草から少しずつ刈り進めていくと、カーブのラインが見えやすく、より正確に刈ることができます。
まとめ
草刈機で曲線やカーブをきれいに刈るには、特別な技術は必要ありません。
「刃先を意識すること」「体を動かすこと」「焦らずゆっくりと」この3つのポイントを意識するだけで、誰でも安全に、そしてプロのように美しい仕上がりを目指せます。
さあ、今回ご紹介したコツを参考に、ぜひ次の草刈りを試してみてください。
きっと、庭のカーブがもっと楽しく、きれいに刈れるようになるはずです。