草刈機のエンジンオイル交換のタイミングと方法|長持ちさせるためのメンテナンス術
「草刈機を長く使いたいけど、エンジンオイル交換ってどうすればいいの?」
草刈機を長く、安全に使うためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。中でも、エンジンオイル交換はエンジンの寿命を大きく左右する重要な作業です。しかし、「いつ交換すればいい?」「やり方が分からない」という方もいるのではないでしょうか。
今回は、草刈機のエンジンオイル交換のタイミングと、誰でもできる具体的な方法を分かりやすく解説します。
なぜエンジンオイル交換が必要なの?
エンジンオイルは、人間でいう血液のような役割を果たしています。
潤滑:
エンジン内部の部品がスムーズに動くように、摩擦を減らす役割があります。
冷却:
エンジンの熱を吸収し、オーバーヒートを防ぎます。
洗浄:
エンジン内部の汚れを取り除き、きれいに保ちます。
このエンジンオイルが古くなると、これらの機能が低下し、エンジンの故障につながる可能性があります。定期的に交換することで、エンジンの性能を維持し、草刈機の寿命を延ばすことができます。
エンジンオイル交換のタイミング
草刈機の種類によって異なりますが、一般的には以下のタイミングで交換するのが目安です。
4サイクルエンジンの場合
初回:
購入後の20時間使用後、または1ヶ月以内に交換するのが推奨されています。
2回目以降:
50時間使用ごと、または半年〜1年に1回の交換が目安です。
2サイクルエンジンの場合
エンジンオイルとガソリンを混合して使うため、基本的にエンジンオイル交換の作業は必要ありません。
混合ガソリンは、長期間保管すると劣化するので、必要な分だけ作り、使い切るようにしましょう。
エンジンオイル交換の方法
ここでは、多くの家庭用草刈機に採用されている4サイクルエンジンのエンジンオイル交換方法を解説します。
必要な道具
新しいエンジンオイル(草刈機専用または汎用4サイクルエンジンオイル)
廃油処理パック
ジョッキや漏斗
ドライバーやレンチ(機種による)
軍手やウエス(雑巾)
交換の手順
安全確保:
エンジンが冷えていることを確認し、本体を安定した場所に置きます。
古いオイルを抜く:
廃油処理パックを準備し、エンジンオイルの注入口やドレンボルトを緩めて、古いエンジンオイルを抜き取ります。
新しいオイルを入れる:
規定量に従って、新しいエンジンオイルを慎重に注ぎ込みます。入れすぎないように注意しましょう。
確認:
オイルレベルゲージで、規定量入っているか確認します。
後片付け:
抜き取った古いエンジンオイルは、廃油処理パックに入れ、各自治体のルールに従って正しく処分しましょう。
まとめ
草刈機のエンジンオイル交換は、決して難しい作業ではありません。
4サイクルエンジンの場合、定期的な交換が重要。
初回は早めの交換が推奨されている。
作業前には安全確保を徹底する。
これらのポイントを意識して、草刈機のメンテナンスをすることで、より長く、安心して草刈機を使うことができます。