【保存版】葬儀・お通夜の服装マナーを完全ガイド!年代別・男女別の正しい選び方
「急にお葬式の連絡が来て、何を着ていけばいいんだろう…」
そんなふうに焦った経験はありませんか?
お葬式やお通夜は、故人との最後のお別れを告げる大切な場です。だからこそ、失礼のないよう正しい服装で参列したいですよね。
この記事では、葬儀やお通夜の服装マナーについて、年代別(20代、30代、40代、高校生)や男女別に、わかりやすく徹底的に解説します。さらに、バッグや靴、アクセサリーなどの小物についても詳しくご紹介します。
これを読めば、急な訃報でも慌てず、安心して葬儀に参列できるようになりますよ。
喪服の種類と正しい選び方
喪服には、大きく分けて3つの種類があります。
正喪服(せいもふく):最も格式の高い喪服です。喪主や親族が着用します。
準喪服(じゅんもふく):一般の参列者が着用する喪服です。多くの場合、この準喪服を着ていけば問題ありません。
略喪服(りゃくもふく):通夜や三回忌以降など、少しカジュアルな場面で着用します。「平服でお越しください」と言われた場合も、この略喪服にあたります。
一般の参列者であれば、準喪服を用意しておけば安心です。
【男女別】これだけは知っておきたい基本の服装マナー
ここでは、男性と女性、それぞれの基本的な喪服の選び方とマナーについて解説します。
男性の服装
スーツ:上下とも黒い無地が基本です。ダブルでもシングルでも構いません。
シャツ:白無地のワイシャツを選びましょう。
ネクタイ:光沢のない黒無地を選びます。ネクタイピンは不要です。
靴下:黒の無地を選びます。
靴:金具のついていない黒い革靴を選びます。
女性の服装
スーツ・ワンピース:黒無地のアンサンブルやワンピースが基本です。スカート丈はひざ下からくるぶしまでが一般的です。
ストッキング:黒のストッキングを着用します。冬でも肌色ストッキングは避けます。
靴:光沢のない黒のパンプスを選びます。ヒールは3〜5cm程度のものが歩きやすく、おすすめです。
【年代別】服装選びのポイント
年代によって、喪服の選び方に少し違いが出てきます。
10代(高校生など):学生服があれば、それが正式な喪服となります。学生服がなければ、黒や地味な色のブレザー、シャツ、ズボンやスカートを選びましょう。
20代:社会人として、一着は準喪服を用意しておきましょう。
30代・40代:立場が上がるにつれて、喪服を着る機会も増えます。質の良い喪服を一着持っておくと安心です。
小物・アクセサリー・持ち物まで完全網羅
服装以外にも、気を付けたいマナーがあります。
バッグ
光沢のない黒い布製のバッグを選びます。金具が目立つものや、ブランドロゴの入ったものは避けましょう。
アクセサリー
結婚指輪以外のアクセサリーは、基本的に着用しません。もしつける場合は、真珠(パール)の一連ネックレスやイヤリングが唯一許されています。ただし、二連のネックレスは「不幸が重なる」という意味合いがあるためNGです。
髪型・メイク
髪は清潔感を第一に考え、長い場合はまとめます。メイクは控えめに、ナチュラルメイクを心がけましょう。
持ち物
念珠(数珠)、ハンカチ、袱紗(ふくさ)など、必要な持ち物も忘れずに準備しましょう。
季節・状況別の服装マナー
「寒い日」や「夏」など、季節によって服装に悩むこともありますよね。
寒い日:コートやマフラーは着用しても構いませんが、会場に入る前に脱ぐのがマナーです。
夏:上着を脱いでも問題ありませんが、受付や焼香の際はジャケットを着用するのが望ましいです。
まとめ:故人を偲ぶ気持ちを大切に
葬儀の服装は、故人やご遺族への敬意を表す大切な要素です。
マナーを守ることはもちろん大切ですが、一番大切なのは、故人を偲び、心からお見送りをしたいという気持ちです。
この記事でご紹介した服装や小物のマナーを参考に、落ち着いて故人との最後のお別れに臨んでくださいね。