オリーブオイル大さじ1杯の正しい量り方と料理の目安


料理をするとき、レシピに「オリーブオイル大さじ1」と書いてあるのを見て、「あれ?これってどうやって測るのが一番正確なんだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?特に液体の油は、測り方一つで料理の味が変わってしまうことも。

今回は、オリーブオイル大さじ1杯の正しい測り方から、日々の料理での使い方の目安まで、詳しくご紹介しますね。

大さじ1杯ってどれくらい?基本を覚えよう

まず、料理の基本となる計量スプーンについておさらいしましょう。日本の計量スプーンは、主に以下の3種類があります。

  • 大さじ(大匙): 15ml
  • 小さじ(小匙): 5ml
  • 小さじ1/2: 2.5ml

つまり、オリーブオイルの「大さじ1杯」は15mlを指します。このml(ミリリットル)を意識することが、正確に測る第一歩です。

正しい量り方で料理をもっと美味しく!

では、実際にオリーブオイルを大さじ1杯測るにはどうすればいいでしょうか?いくつかポイントがあります。

1. 計量スプーンは「すりきり」が基本

オリーブオイルのような液体を計量スプーンで測る場合、スプーンの縁までぴったり表面張力で盛り上がらないように測るのが「すりきり」の正しい状態です。

  • POINT! 計量スプーンにオリーブオイルを注いだら、目線をスプーンの高さに合わせて、表面が平らになっているか確認しましょう。少しでも盛り上がっていると、量が多くなってしまいます。

2. ポットから直接注ぐときはゆっくりと

オリーブオイルのボトルやポットから直接スプーンに注ぐ際は、勢いよく注ぐと溢れてしまうことがあります。液だれもしやすいので、焦らずゆっくりと注ぎましょう。

もし不安なら、一旦小さな容器に注いでから計量スプーンに移すと、より正確に測れます。

3. 計量カップを使うのもアリ

「大さじ1杯だけのためにスプーンを出すのは面倒…」という方や、「もっと大量に測りたい」という場合は、計量カップを活用するのも良い方法です。計量カップにはml単位の目盛りがついているので、15mlの目盛りまでオリーブオイルを注げばOKです。

  • これも便利! 最近は、大さじや小さじの目盛りがついた計量カップも増えています。そういったものを使えば、さらに手軽に測れますよ。

4. ドレッシングボトルやオイルボトルも活用!

普段からよくオリーブオイルを使う方におすすめなのが、計量目盛りのついたドレッシングボトルやオイルボトルを使う方法です。これなら、いちいち計量スプーンを出さなくても、ボトルに記された目盛りで必要な量を注ぐことができます。液だれしにくい工夫がされているものも多く、調理の時短にもなりますよ。

料理でのオリーブオイル使用量の目安

「大さじ1杯」が分かったところで、では普段の料理でオリーブオイルはどれくらい使うのが目安なのでしょうか?

炒め物なら大さじ1〜2杯

野菜炒めやパスタの具材を炒める際、フライパンの大きさや具材の量にもよりますが、大さじ1〜2杯が目安です。あまりに少ないと焦げ付きやすくなり、多すぎると脂っこくなってしまいます。具材にオイルがしっかり絡む程度で十分ですよ。

ドレッシングなら大さじ1〜3杯

自家製ドレッシングを作る場合、基本的には酢やレモン汁、醤油などと合わせて作ります。サラダの量にもよりますが、大さじ1〜3杯程度が一般的です。オリーブオイルの風味をしっかり楽しみたいなら少し多めに、さっぱりさせたいなら控えめにしましょう。

パンにつけるなら小さじ1〜大さじ1杯

焼きたてのパンやバゲットにオリーブオイルをつけて食べるなら、お好みで小さじ1〜大さじ1杯程度が目安です。パンの風味とオリーブオイルの香りがシンプルに楽しめます。

和え物やマリネなら大さじ1〜2杯

野菜の和え物や、魚介のマリネなど、素材の味を活かしたい料理には、風味付けとして大さじ1〜2杯を加えることが多いです。食材全体に艶とコクを与えられます。


まとめ

オリーブオイル大さじ1杯は15ml。計量スプーンで測るときは「すりきり」で、目線をスプーンの高さに合わせるのがポイントです。

もし計量が面倒に感じるなら、計量目盛り付きのボトルや計量カップを上手に活用してみてくださいね。

毎日の料理にオリーブオイルを上手に取り入れて、健康で美味しい食卓を楽しんでください!

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