カーリング・ストーンの冷し込み方のお話
 カーリング・ストーンは貴方のカーリング・クラブの一番大きな資産のひとつです。 この大きな資産を有効に活用するため、十分に手をかけてください。

 秋、新しくカーリング・リンクの結氷を行うときは、通路に保管し、水分がかからないようビニールシートなどで覆っておきましょう。 氷の状態がカーリング可能な状況になったら、薄いベニヤ板や、薄い看板に使われるプラスチック・カーボンなどを氷の上に敷いて、その上にストーンを乗せます。 これは、ストーンに湿気が入り込まないようにする為です。 そして、最低72時間以上ストーンを冷やし込み、コア部分を凍らせます。

 もし、暖かいストーンを直接氷の上に降ろしてしまうと、ストーンが氷の表面を溶かし、氷に潜ってしまい、溶けた水をストーンが吸ってしまいます。 そしてその水分が冷えて凍ったとき、膨張してストーンの滑る面に大きなプレッシャーを与えてしまうことになります。 やがて破裂が生じ、ストーンの滑る面にピッチングという状況を引き起こします。 最初は小さなくぼみですが、徐々にストーンの滑る面前タイに広がっていきます。 こうなると、ストーンは研磨をするしかありません。

 もしも、ストーンが水に濡れた状態であったり、氷面に凍り付いてしまっていたりするようであれば、ロビーへ持っていき、よく氷を溶かして、横に寝かせるか、ストライク・バンドに立てかけるなどしてください。 こうすることによって、ストーンから水分が抜けますので、前述の冷やし込みを行ってください。 ストーンをひっくり返して反対側を使うことはできません。 こちら側もにもくぼみができてしまうからです。

 氷のメンテナンスを行う為に動かさなければならない以外は、ストーンは氷の上に保管してください。 このような場合でも、一度ストーンを動かしたら、直接氷の上にストーンを戻さずに、薄いベニヤ板や、薄い看板に使われるプラスチック・カーボンなどを氷の上に敷いてストーンを乗せ、冷やし込まなければなりません。  ストーンが使われていないときでも、通路で保管しないでください。 通路の温度と氷の温度には大きな違いがあるため、ストーンが暖まってしまうからです。

 もしも、ストーンがいつも氷に跡を残すようであれば、ヒーターの風が当たっていないか確認してください。 風に当たって跳ね返る間接的な風も禁物です。

 夏場ストーンが使用されていないときは、ハンドルをゆるめて、横向きに保管してください。 ハンドルの位置に印を付けておくと、シーズン前にハンドルを固定する際に役立つでしょう。

 研磨を終えて再びハンドルをストーンに取り付ける際には、石の同じ方向に全てのハンドルが向くように注意します。  ストライク・バンドの上か下に、ぐるっとスコアラインが付いていますので、このラインを目安に、ストーンが上向きになっているのか、下向きになっているのか、全てのストーンの向きを同じにして保管します。

ご質問があればどうぞご遠慮なくお知らせください。
オルソン・カーリング社提供

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