
| | 環境にやさしい凍結防止剤 | 概要 | NAACの利用例と実績 | 製品仕様書| 入札用仕様書| | 製品適用| 凍結防止剤の凍結温度 | 湿式散布 | 発熱体と吸熱体の違い | 環境及び毒性情報 | | 道路・駐車場・歩道等 | 散布機器| 貯蔵及び取り扱い上の注意 | 剤の廃棄処分方法 | | 容器の廃棄処分方法 | FAAスペックを満たす製品証明 | MSDS | 仕様書ガイド | Technical Bulletins | | お客様の声 | 尿素 | |
新世代の凍結防止剤 |
新世代の空港滑走路用固形凍結防止剤クライオテックNAACが誕生しました。 アメリカ連邦航空局(FAA)が認可する仕様の製品として、航空当局や、軍用空港で利用されています。 当社のNAACは、無水酢酸ナトリウム。 尿素に変わって高い効果を発揮する薬剤です。 航空当局や、軍用空港では既に数年来、グリコール系の凍結防止剤に変わる、環境にもやさしい高性能の液体凍結防止剤E36(酢酸カリウム)の使用経験を積んでいただきました。 尿素は、固形凍結防止薬剤の標準薬剤として安全な空港管理に貢献してきましたが、その代償として環境問題を容認させられてきました。 液体滑走路用凍結防止剤E36で実績を上げた当社は、1995年、尿素に変わる環境に害のない固形凍結防止剤の開発として、三水塩の酢酸ナトリウムのフィールド試験を始めました。 三水塩の剤の純度は重量比で63%。 試験の結果、性能的な問題解決のため、三水塩をなくすという結論に達しました。 そして、無水塩の酢酸ナトリウムの開発に向け、研究を続けた結果、重量比で97%の純度の酢酸ナトリウムの開発という結果に至りました。 1997年〜98年の空港での試験散布は成功を納めました。 尿素や、初期の三水塩の酢酸ナトリウムに比べ、開発した無水塩の酢酸ナトリウムの効果は素晴らしい効果を発揮しました。 同時に、ミシガン工科大学のケゥイーナウ研究センターが室内試験を行い、本書に記載されるような結果を得ることになりました。 新しい、無水塩の酢酸ナトリウムのフォーミュラは、米連邦航空局(FAA)の定める仕様を満たす物であり、その商標をクライオテックNAAC固形滑走路用凍結防止剤としました。 クライオテック社の特許工法で、NAACは粒状のペレットに製造されます。 このコンフィギュレーションによって、埃、貯蔵時の凝固を最小限に押さえ、散布時には均一に転がるようにする事が可能になりました。 NAACは、1%未満の防食剤を含有しており、液体の酢酸カリウムと同時に使うことも可能です。 従って、散布車のスピナー部分でNAACを液体凍結防止剤E36で湿式する事も可能です。 勿論、道路用、駐車場、歩道などにもご使用いただけます。 NACCの特徴、散布情報、仕様等をまとめた簡単な概要NAACファクトシート(データ表)をご覧下さい。 |
NAACが尿素に勝る点:
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| 融氷試験 |
| ■=尿素 ■=クライオテックNAAC ■=三水塩の酢酸ナトリウム |
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| 1998年 ミシガン工科大学 試験方法: SHRP H205.1 |
利用例と実績 - こんな場合が最適です。お客様のからのフィードバックを見る尿素により、尿素を含んだ融氷水の汚染が懸念される、旅客空港・軍用空港は、NAACが最適です。 滑走路やタクシーウェイからの排水が直接水域に流出する場合、NPDESの排水許可が必要です。 これらの許可に伴い、流出する水質の定期的な監視が義務づけられており、
それにはBODや窒素(アンモニア)による汚染も含まれます。 尿素が分解して生じる副産物のアンモニアは、低レベルでも魚に対して毒性があります。
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クライオテックNAACは、アメリカ連邦航空局(FAA)の融氷及び凍結抑制剤の固形薬剤の仕様を満たし、空港滑走路及びタクシーウェイでの使用が認められている製品です。
| 組成 | 酢酸ナトリウム(NaAc) 重量で最低純度97%, 無水酢酸ナトリウム及び防食剤 1%未満 | |
| サイズ | シーブ・サイズ | 透過率 % |
| 4 | 90 | |
| 14 | 10 | |
| 形状 | 粒状のペレット | |
| 比重 | 40 〜 45 ポンド/立方フィート 0.64 〜 0.72 g/cm3 | |
| pH | 8 〜10.5 (10%水溶液の場合) | |
| 荷姿 | 25 kg 袋; 1,000 kg (1トン)袋 | |
* See product MSDS for more information.
| 入札用仕様書 |
| FAA(アメリカ連邦航空局)の基準を満たす凍結防止剤の処方には様々なものがあり、それぞれ異なる性能特性をもっています。(下記グラフ参照) 従って、求める製品の購入につながるような仕様を作成することが重要です。 製品の処方、品質、性能、メーカーの供給能力等の要素を正しく評価しなければ、空港管理に支障をきたすことにも繋がります。 無水酢酸ナトリウムの仕様書ガイドはこちらです。(英語バージョンのみ=日本語バージョン現在構築中。) |
氷のアンダーカット試験 |
| ■=尿素 ■=クライオテックNAAC ■=三水塩の酢酸ナトリウム |
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| 1998年 ミシガン工科大学 試験方法: SHRP H205.5 |
| 製品の適用 |
NAACは尿素と同じように使用していただくことができます。 但し、尿素と同じような効果はNAACの場合、より少量で達成することができます。 下記の氷への浸透試験の結果をご覧ください。 1993年、カナダ交通局が行った試験結果では、NAACで尿素と同じレベルの効果を求めようとするならば、量は尿素の2/3の量で達成できると報告されています。 |
氷の浸透試験 |
| ■=尿素 ■=クライオテックNAAC ■=三水塩の酢酸ナトリウム |
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| 1998年 ミシガン工科大学 試験方法: SHRP H205.3 |
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散布量の目安 |
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For further application/handling information, please see the NAAC Commercial/Airport Application Guide.
| 凍結温度 |
凍結防止剤の凍結温度はミシガン工科大学がアメリカ連邦道路局(FHWA)の基準に基づいて決定されました。 凍結温度は、凍結防止薬剤の効果を査定する際基本となるもので、凍結温度が低いほど、凍結防止剤としての効果が高いということになります。 |
| ■=尿素 ■=クライオテックNAAC ■=三水塩の酢酸ナトリウム |
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| 湿式散布 |
NAACは、スピナーから散布される際に、E36液状滑走路用凍結防止剤で湿式することにより、融氷剤としての効果を最大限に発揮します。 NAACの量に対し、重量比で10%のE36を湿式することから始めてみてください。 そして、環境や状況により、対比を変えていくことをお勧めいたします。 |
フリージング・レイン時の湿式散布例 |
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| 発熱体と吸熱体の違い |
NAACは発熱体です。 溶解時に、熱を発生させます。 三水塩の酢酸ナトリウム及び尿素は、吸熱体で溶解時には熱を吸収します。 NAACは発熱体であるがゆえに、すばやく氷に浸透します。(前記氷の浸透試験結果参照) この利点は、下記の室内実験結果のグラフが示すように描写することもできません。 凍結防止剤を水に溶かすと、水溶液の温度が変化します。 これを平衝に示したものが下記のグラフです。 NAACを溶かした水溶液は約12℃ほど温まるのに対し、三水塩の酢酸ナトリウム及び尿素は熱を吸収するため、水溶液の温度が16℃下がっています。 |
凍結防止剤の溶解時の温度変化 |
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発熱体の効果 |
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| 環境及び毒性情報 |
概要 |
NAACの試験結果は、低温でも生物分解することを示しています。 更に、尿素に比べ比較的低いBOD値となっています。 毒性試験でも、NAACは水中の生物に比較的害がなく、環境重視の地域では一番好ましい薬剤とされています。 一方、尿素が分解してできるアンモニアは魚類にとって大変毒性が高いものです。 これらの理由から、NAACは尿素より環境に安全であるということがいえます。 FAA(アメリカ連邦航空局)の奨励に基づき、環境及び毒性に関する製品の情報を下記のとおり開示いたします。 |
生物分解性 |
| 試験方法 | ||
| BOD5 (気温 20℃時 ) | = 0.58 g oxygen/g or g O2/g | EPA 405.1/SM5210B |
| COD | = 0.78 g O2/g | EPA 410.4/SM5220D |
| 毒性 |
| NAACの水中での毒性は、それぞれの排水許可の申請先である官庁が必要とする、 EPA(アメリカ環境庁)の規約 Method 40 Code of Federal Regulations (CFR) part 797.1300 及び 797.1400で定める、生物試験を行うことが義務づけられています。 LC50とは、テストで使用した生物の50%が生き残れる最大の溶液濃度のことです。 |
EPA 40 CFR 797.1300 Daphnid Acute Toxicity Test Daphnia magna, static system 48-hour LC50 = 2400 mg/l EPA 40 CFR 797.1400 Fish Acute Toxicity Test Pimephales promelas, static system 24-hour LC50 = 2750 mg/l ユタ大学の試験では、無水酢酸ナトリウムの値は下記のとおり報告されました。 LD50 (oral-rat) 3530 mg/kg LD50 (SCU-mouse) 8000 mg/kg LD50 (IV-mouse) 335 mg/kg |
BOD |
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| 道路・駐車場・歩道等 |
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| NAACは、鉄筋コンクリートなどの構造物にダメージを与える塩化物ではありません。 従って、NAACは空港関連以外でもご利用になれます。 更に、NAACは塩や一般に使われている凍結防止剤の様に靴などに付着することもありません。 また、塩化ナトリウムや尿素が通常-7℃程度で効果を発揮しなくなるのに対し、NAACはより低い温度(-15℃程度)でも効果が持続します。 注: もし、コンクリートの質が一番の懸念であるような場合(新しいコンクリート・スラブを保護する目的がある場合)、よりコンクリート構造物に対して安全な、クライオテックCMA100をお勧めいたします。 |
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| 写真:1994年ニューヨーク州シラキュースの立体駐車場 | |
| 散布機器 |
NAACは現在ご使用中の固形薬剤用の散布機器を利用することが可能です。 スプレッダーは、正確な散布ができるよう、キャリブレーションされているものとします。 NAACの重量は1立法フィートあたり、45ポンドで、尿素とほぼ同じです。 洗剤を入れた温水で定期的に洗浄し、更にシーズン終了時に隅々まで洗浄してください。 |
| 貯蔵及び取り扱い上の注意 |
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| Please review the NAAC Technical Bulletin #1 and the NAAC Commercial/Airport Application Guide for additional storage considerations. See the MSDS for additional information. |
| 剤の廃棄処分方法 |
NAACは環境に害を与えることはありません。 通常の空港敷地内でご利用になれる物ですので、NAACが流出しても何ら問題はありません。 更に、空港以外の路面の凍結防止や、砂に混ぜて使うことも可能です(写真下)。 ご使用にならなかった製品は、特に条例が定めない限り、通常のゴミ処理方法が可能です。 |
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