クライオテック E36TM
液状滑走路用凍結防止剤
環境にやさしい凍結防止剤 | クライオテックE36概要 | E36の特徴と利点
利用例と実績 | 製品仕様 | 散布方法と散布量 | 性能と効果 | 環境と毒性
Friction | 適合性 | 液体の混合に関する注意 | 荷姿 | MSDS | Guide Spec
製品証明書 | Technical Bulletins | お客様の声
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クライオテックE36TM 滑走路用液状凍結防止剤は新しい世代の凍結防止剤の代表です。E36液状滑走路用凍結防止剤は酢酸カリウムベースの凍結防止剤で、1992年に使用の認可を取得しています。
その高い性能と環境への影響の低さから、E36の使用は空港及び軍用基地に素早く広がりました。 環境に害を与えることなく、滑走路を綺麗にかつ安全に保つために、更にたくさんの空港管理者が求めている製品です。 法的及び環境的な重圧により、空港の滑走路面管理手法も変化しています。 E36液状滑走路用凍結防止剤は将来に向けての滑走路用凍結防止剤のスタンダードとなる製品です。
E36はB-2爆撃機を配備する空軍基地でもその安全性が実証されました。 Northrop
Grummanの試験に寄れば、「クライオテックE36空港用凍結防止剤への露出により影響を受けた試験見本はなかった」としています。
E36の利点、散布情報、製品情報の概要については、
E36 データシートでご覧下さい。 |
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E36液状滑走路用凍結防止剤は、クリコールや尿素ベースの製品に替わる、高性能且つ環境にもやさしい代替品です。 E36の使用について、経験を積んだユーザーは次のように述べています。
高性能
- E36はアンチアイシングとディアイシングの両方の性質を兼ね備えた素晴らしい製品だ。
- E36は、その他の滑走路用凍結防止剤よりも即効性がある。
- E36は低温(華氏-20°以下)でも効き目がある。
- E36は効果が持続するので散布回数が少なくて済む。
- E36はグリコール系の製品に比べてぬめりがない。
環境にやさしい
- E36は尿素やグリコールを含まない。
- E36はグリコール系の凍結防止剤に比べ、BODが低い。
- E36は低温でも生物分解する。
- E36は炭素と水に生物分解する。
機体に安全
- E36はFAAアドバイザリー・サーキュラー150/5200-30Aにより、その使用を許可されている。
- E36は AMS 1435の素材の使用に適合する。
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利用例と実績 - このような場合に最適です。
民間空港及び軍用空港で降雪時の雪氷の流出に懸念がある場合や高性能の凍結防止剤を必要としている場合には、E36が大変お役に立ちます。 薬剤が水源に流出することへの懸念の増大により、空港管理者の多くは、雪氷の流出がもたらす環境問題に取り組むための、重要なツールとしてE36をとらえています。 もしも、滑走路やタクシーウェーから流出した雪氷が直接水中へ届く様な場合、PDESの排水許可が必要となります。 これらの許可に伴い、流出する水質の定期的な監視が義務づけられており、
それにはBODや汚染も含まれます。 BODの数値が低いことと、性能が優れていることから、E36は雪氷の流出に懸念を残す必要がありません。 米国EPA(環境保護局)では、エチレン・グリコールや尿素の代わりに酢酸カリウム(=E36液状凍結防止剤)の使用を評価するよう、通達を出しています。(1995/09/25)
実績はこちらからご覧になれます。
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E36はFAAの承認するスペックSAE AMS 1435, "Fluid,
Generic, Deicing/Anti-icing, Runways and
Taxiways"を満たしています。
- 組成: 酢酸カリウム重量比50%水溶液+防食剤
- 外観: 透明、無色(顧客からの要請により、青い食紅を施すこともある)、流動液、懸濁の心配がない。
- 密度: 20℃時=1.28g/cc
- pH : 11.0 ±0.5
- 粘度: 20℃時=最大10 cp, 0℃時=最大
20cp
- 発火性: 発火しない
- 凍結温度: - 60℃
- 水混合性: 完全であり、貯蔵時にも分離しない。
- 比重: 20℃時 = 1.25 - 1.30
- 貯蔵: 特別な倉庫は必要でない(亜鉛めっき製品は使用しないこと)
- 荷姿: 55ガロンドラム(208リッター)及び265ガロン・トート(1,003リッター)、バルク
更に詳細は、MSDSをご覧下さい。
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- E36はアンチアイサー及びディアイサーとしてご使用いただけます。 加熱することなく、常温で散布してください。 お勧めする散布量は下記のとおりですが、気象条件とうにより適量が異なりますので、初期値として利用してご利用ください。
- E36の最も有効な使用方法は、アンチアイシング、つまり、降雪が実際に始まる前に事前散布をすることです。 高いトラクション・フィルムが出来上がり、雪氷が滑走路面へ付着することを防ぐため、その後の機械除雪作業が容易になります。 この場合、均一に散布することがとても重要です。
- 経験によれば、ディアイサーとしてのE36は、10-15cm程度の帯状に散布すると、溶けた雪氷により希釈され、路面に達した液体が路面に付着した雪氷を引き剥がし、機械除雪がしやすくなります。
- 溶けかけた雪氷には、E36はあまり適しません。 従って、溶けかけた雪氷は散布前に取り除くか、浸透性を良くするジェットのずるのような器具を使い、効力を高めると良いでしょう。
- E36は、圧雪状態の雪や、薄い氷、 自然のひび割れや傷のついた氷のほうが素早く浸透します。 一般的には雪氷が長く路面に残っているほど、路面との付着が強く、除雪がより困難になります。
- E36は、湿式散布の液状薬品としても有効です。
- アドバイザリー : E36はグリコール系の混合薬剤とは異なり、低温でも分離しないので、暖房つきの貯蔵庫は必要ありません。 他社製品の酢酸カリウムが貯蔵中に分離した事例が報告されていますが、E36は分離しません。
- E36には持続効果があるため、 散布を繰り返すうちに、乾いた雪がぬれた滑走路面に付着したような形になることがあります。
- 貯蔵: 特別な貯蔵庫は必要ありません。 但し、亜鉛めっきを施した材料は使用しないでください。
製品の散布量
E36の散布量は路面温度と雪氷の量と質によって決定します。 ここに紹介する散布量は初期参考値として捕らえていただき、それぞれの状況・必要に応じて調整してください。
プレウェット(湿式散布)の場合
E36は、固形凍結防止剤や防滑材の効果に即効性を加えます。
固形の剤の重量比5〜15%程度のE36をスプレッダー出口で固形の剤に湿式します。
アンチアイシング(凍結抑制)の場合
E36は、降雪で凍結する前に路面の凍結予防に均一に散布したときに一番効果を発揮します。液体が希釈されないよう、更に素早く機会除雪を行う事も必要です。 路面に雪氷が付着するようであれば再度散布が必要になります。
ディアイシング(融氷)の場合
E36は、帯状に散布して、路面の凍結を防ぎ雪氷と路面との接着をはがすと効果を発揮する凍結防止剤です。散布量は温度や雪氷の厚さに寄って異なりますが、概ね下記の範囲になります。
- 散布量: 薄い氷の場合 50g/m2
- 散布量: 2.5cm程度の氷圧の場合 150g/m2
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性能と効果


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E36は、低温でも難なく生物分解され、グリコールベースの凍結防止剤に比較して、BODも低いことが試験結果で証明されています。 毒性試験でも、E36は水生動物にも比較的害が無く、環境団体にも一番好ましいと位置づけられています。 E36にはアンモニアや窒素は含まれていないことから、グリコールや尿素に比べて遙かに環境にやさしいと考えられています。
FAAの提唱により、環境及び危険物に関する情報の要約を下記に記載します。 更に詳しい情報はMSDSをご覧下さい。 より完全な試験結果は、ご要望があった場合、クライオテック社より提供いたします。
生物分解性
E36の科学的酸素要求量(COD)は、EPA メソッド
410.1を使って判定しています。
E36の生化学的酸素要求量(BOD)は、EPAが承認する希釈メソッド(Hach)で判定しています。
- BOD20 @ 2 ℃ = 0.30 g O2/g
- BOD20 @ 20℃ = 0.30 g O2/g
- BOD5 @ 20℃ = 0.14 g O2/g
水生への毒性
現行のEPAメソッドは、E36の急性及び慢性的毒性を測定する物です。 アメリカの魚類及び野生動物の尺度においては、LC50の数値が1,000mg/L以上になると「比較的害がない」とされ、もっとも毒性の低い分類になります。
- ウグイ 7日間慢性.....LC50 > 1500 mg/L
- ニジマス 96時間急性.....LC50 > 2100 mg/L
- ミジンコ 48時間急性.....LC50 > 3000 mg/L
危険物関連の情報
- 危険廃棄物及び輸送関連
E36は危険廃棄物に指定されたいません。 RCRAの法令によれば、危険廃棄物には2つの定義付けがあります。 ひとつは「危険廃棄物指定」。もう一つは「特性危険廃棄物」です。 腐食性、毒性、発火性、反応性の4つの特性のひとつでも廃棄物にあると、危険物という扱いになります。 RCRAの基準では、pHが2.0以下または12.5以上の廃棄物は腐食性があるとされます。
E36は、RCRA基準での腐食性、毒性、発火性及び反応性はなく、また、特性危険廃棄物でもありません。
- 危険成分無し
E36には、SARA Title III, 302区分に記載される危険成分は含まれません。
また、E36は、アメリカ道路局の指定する危険薬品にも含まれません。
E36には窒素は含有されていません。
- こぼれた場合の対応手順
E36によって環境問題を生じることはありません。 もし製品がこぼれた場合、水分を吸収させ、その後吸収させた物は、各地方のゴミ処理方法に従って処分して下さい。(米国の場合は、埋め立てを禁じる法律がある地方を除いて、一般的には埋め立てゴミとして使用しても問題はありません。)
- 容器及び製品の廃棄
クライオテック社の所有する情報における知識の範囲内では、E36は危険廃棄物指定ではありません。 また、RCRAの危険廃棄物の分類または、その傾向に当たるような特性はありません。 空の容器や通常の凍結防止剤散布管理に適さない製品は、各地方のゴミ処理方法に従って処分して下さい。 (米国の場合は、埋め立てを禁じる法律がある地方を除いて、一般的には埋め立てゴミとして使用しても問題はありません。)
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E36はイオン化した溶液であり、水よりも導電率が高い溶液です。 表面化のコンジットや電機部品にE36を含む溶液が浸透しないよう注意を払って下さい。 E36は、亜鉛メッキを施した金属以外、殆どの素材に適合します。 亜鉛メッキを施した金属にはE36は使用しないで下さい。
機器・設備の検討
酢酸カリウムの滑走路用凍結防止剤の輸送、貯蔵、散布の為の聞き・設備を選定する場合、下記のガイドラインを参考にして下さい。
ポンプ:
- 必要条件ではないが、ステンレススチールが好ましい。
- 真鍮、キャスト・アルミ、鋳鉄は避けて下さい。
- ポジティブ・ディスプレイスメント・ポンプが好ましい。
- 大きなボア及びローヘッド(プレッシャー)の渦巻きポンプは避けて下さい。
パイプ:
- ステンレス及びカーボン・スチール、PVC、ポリエチレン及びゴム管はOKです。
- 亜鉛メッキを施した金属のパイプ及び取り付け部材は避けて下さい。
- パイプの接続は、溶接又は圧力部材で接続して下さい。
- ねじ式の接続部材は避けるか、または上質のシーラントを使って下さい。
シール:
- ブチルゴム、エチレン・プロピレン・ゴム (EPM,
EPDM)、イソプレンゴムまたは天然ゴムが好ましい。
- ニトリルゴム(Buna N), ハイパロン、 ネオプレン・ゴムなどは一般的には許容可。
- ブタジェン及びフルオロカーボン・ゴム、フルオロシリコン、ポリアクリレート、ポリウレタン、SBRゴム(Buna
S)及びシリコンゴムは避けて下さい。
タンク:
- ステンレススチール、ファイバーグラスまたはポリエチレン容器での輸送・貯蔵が好ましい。
- カーボン及び合金スチール・タンク及び容器は、清潔で錆がなければ使用してもかまいません。
- タンクは、1ガロン当たり10.68ポンドの比重のE36に耐えられる丈夫な物を使用して下さい。 E36は、水よりも28%重い液体です。
分配・散布機器:
- E36を施す機器の外側の表面は、溶液や、冬期空港管理による汚染物質の蓄積を避けるために、温水で定期的に洗い流して下さい。凍結防止剤散布のシーズン終了時には、暖かい石鹸水で機器を洗浄してから格納して下さい。
- 希釈されたE36は空気や他の汚染物質に触れると自然に生物分解します。 このプロセスは、温度が上昇するにつれ早くなります。 蓄積された汚染物質や溶液は、見えない生物的蓄積や、表面上のシミや錆を生じさせる原因になりますので、頻繁に機器を洗い流すことをお勧めします。
- 希釈されていないE36は、ふたの着いた容器にいれ、空気に触れないように保管していただければ、生物分解することもなく、長期保存が可能です。
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クライオテックE36TMは、SAE AMS 1435を満たす証明を受けています。 この仕様を満たす液体はとてもユニークな液体です。
他社製品やその他の液体凍結防止剤と混合すると、証明に反する影響が生じることがあります。 クライオテックE36TMは、他社製品、他の薬品と混合しないで下さい。
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E36は、次のようなパッケージがございます。
- アイソタンク: 4,000 ガロン (15,000 リッター)
- トート: .265 ガロン (1,000 リッター)
- ドラム: .55 ガロン (200 リッター)
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FAA(アメリカ連邦航空局)は液状滑走路用凍結防止剤の基準を定めています。 このホームページが公開された時点では、SAE
AMS1435が、E36を含む全ての液状融氷剤、凍結抑制剤を網羅します。
この仕様は、素材及び環境に対する特性を明らかにするもので、素材の適合性及び性能の最低基準を定めるものです。
E36は、下記の値が示すように、全ての要求を満たすか、またはそれ以上の値を示す優れた製品です。 認証を示す現行データはご要望があった場合、ご提供いたします。


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